ニュース
インターネットと命の大切さ人権尊重フォーラムを開催します
2017年3月4日(土),徳島県立障がい者交流プラザで,インターネットと命の大切さ人権尊重フォーラムを開催します。
是非,ご参加いただき,インターネットの人権侵害や自殺防止の取り組みについて知識を深め,ネット時代の人権尊重の在り方について一緒に考えましょう。
フォーラムの概要
現在,インターネットでは膨大な情報がハイパーリンクでつながり,私たちは情報の入手先を自由に選び,欲しい情報を望む限り得ることができるようになりました。
しかし,自殺を誘発する不適切な情報,違法薬物など有害情報,ネット犯罪の加害者や被害者になる危険,掲示板やSNSを使った誹謗・中傷・いじめなどが社会問題となっています。
JCIは,「平成28年度徳島県自殺防止対策モデル事業」に応募し,「ネット監視」事業を提案・採択され,インターネット上の自殺・薬物・人権侵害・いじめに関する有害情報や不適切な書き込み等を定期的に監視し,早期発見と速やかな対処を実施してまいりました。
このフォーラムは,徳島県内における自殺予防の先駆的な取り組みの事例を紹介し,上記の監視活動によって得られた成果や、ネット監視を円滑にする専用アプリの紹介など、様々な情報を発信することを目的として開催いたします。
基調講演は,永年,「徳島いのちの電話」で,さまざまな悩みや,心に傷を持った方たちの話を聞き,励まし,自殺予防の取り組みを重ねてきた,徳島県自殺予防協会名誉会長 近藤治郎様にお願いしております。
日時
2017年3月4日(土) 13時30分~16時30分(開場13時)
場所
徳島県立障がい者交流プラザ3F 研修室
プログラム
(1) 基調講演
「もう一つの自殺予防」~生きる力・人間力~
講師:徳島県自殺予防協会顧問 近藤 治郎氏
(2) 事例発表
「ネット監視事業」中間報告
「ネット監視アプリ」について
(3) 質疑・応答
基調講演 講師プロフィール
近藤 治郎(こんどう じろう)氏
- 1939 年 8月18日生まれ
- 希望館牧師,徳島県自殺予防協会顧問
- 1979年「徳島いのちの電話」を文子夫人と共に開設。
- 1982 年自殺は県民ぐるみで取り組むべき課題であるという認識で, 組織創りを行った。
開設当初,徳島県の自殺率は全国で多い方から5番目であったが,その後,努力された結果,平成15年(2003 年)には,徳島県は全国一自殺率の低い県になった。
「 徳島いのちの電話」は, 1995 年には「社会福祉法人徳島いのちの電話」として認可をうけ, 2003 年に法人名を「社会福祉法人徳島県自殺予防協会」と改称された。
主催
特定非営利活動法人 JCI Teleworkers’ Network
【事務局】
〒 779-0303 鳴門市大麻町池谷字丸池 29-3
電話& FAX 088-683-5101
E-Mail jcinoko@gray.plala.or.jp
参加申込みについて
申込みフォームからお申し込みください。